ランチに出来れば質の良いお肉が食べたくて、前から気になっていた熟成肉があるお店へ。
そこでの会話から、食から健康&美へと考えさせられたので、こちらでも、シェアしたいと思います。
お店は、お肉をメインに扱っており、オーナーさんは、元々お肉の卸しをなさっていたとか。
扱っている、熟成肉は北海道で、グラスフェド(牧草食)。
しかもその草までこだわって作らせているお肉。
でも、ハラミや他のお肉はアメリカ産。
値段を下げるためには、仕方がないチョイスだとか。.
その分、処理をしっかりして、ソースでお味を美味しいものへと持って行ってます!
とおっしゃってましたが…。
でも、ちょっと待って。
本当は、質にもこだわって、それでいて、美味しいものを提供するお店を作りたい。
でもそれだと、固定客がつくまでに時間がかかるため、なかなかお店の体力が持たない。
お店側としても、存続させるためには「質を下げ値段を安くしてお客様に来てもらう」という手段を取らざるを得ない。
という実情が、大半。
質の良いものには、どうしてもコストがかかってしまうので
そうでないものが大量生産され、薄利多売で元を取っている。
でもね。
人も動物も“何を食べているか”が、結局はその体やお肉を作るのですよね。
” 食べているもの”
それが遺伝子操作されている雑穀や、抗生剤まみれで育っているのか。
牧草を食べ、のびのびと放牧されながら育っているのか。
こう聞いただけでも、その成分や、お肉の質は違う気がしませんか?
そうしたら、それを食べた側にも、結構影響すると思いませんかね。
先日の、お店も
当初は、全部かなりこだわったもの、上質なもののみを提供しようとなさっていたとか。
でも、結局消費者がそこまでのレベルを求めてくれない場合、
”質より低価格重視”となってしまうと、
質の良いもので、ある程度値段のするもの(本当はそれ相応の価値のあるもの)
は売れなくなってしまうので、生き残れなくなってしまうという現状。
こだわって作ったものが、そうでないものより多少値段が上がるのは当然のこと。
牛一頭に対する、餌台も、場所代に関しても、
遺伝子組換えのトウモロコシや抗生剤を混ぜたエサで
所狭しとぎゅうぎゅう詰めにされ、売るまで育てられている牛とは、かかる金額は違いますよね。
とはいえ、それを日頃から選べない人がいるのもまた事実。
消費者の側も、毎日の、無駄を減らし、
質の良いものを、必要な分だけ皆が無駄使いせずありがたくいただくようになったら、
売る側もコストも含めてもっと変わるのではないかと思いつつ。
お店側は、なるべく美味しいものを食べて欲しいと、
処理やソースで味をごまかすこと。
(言い方悪くてごめんなさい。でも、本当おに質の良いものって、
結局お塩だけで食べても、とっても美味しくいただけますもの)
それは、
お家が実はぐちゃぐちゃな女性が
外ではお化粧や装飾品でキレイを取り繕い、
性格もお粗末なものを、口で誤魔化しているような感じ
と似ているのではないかと、つい思ってしまいました。
内面も美しく日頃から食べるものにも気をつけ
日々丁寧に暮らしている女性は
厚化粧などしなくても、それだけで美しく輝きを放っているもの。
でもその裏には、日々の努力の積み重ねがあるからなんですよね。
日本はオーガニック後進国。
でも、消費者である一人一人がもっと、こんなに農薬はいらない!!
と声を上げて、農家さんも応援していったら、それも変わるんじゃないかしら。
美は健康が土台に合った方が、より輝くもの。
体が動かなかったら、働けないし遊べない。
何もできなくなってしまいます。
一人一人が今よりも、もっと健康になるための意識をもっと求めていったら
この日本の社会も、ちゃんと変わっていくのではないかと、私は信じたい。
健康も美も。まずは食事から。
毎日の積み重ねが、10年後、20年後のあなたを造ってゆくのです。
完璧!でなくて良いので、ちょっとしたことでも、積み重ねたら大きな違いになります。
今よりほんの少し、【手に取るものを本当に欲しいものがどうか】を考える癖をつけて生きたいですね。
Love♡